もしかするとチョウバエは退治できたかも

■風呂場に出没する嫌なコバエ(チョウバエ)を退治するために、特別な薬剤を導入した
 虫退治ドットコム「チョウバエ駆除剤 ただいまモニター募集中」
 これは、未発売の殺虫剤を、アンケートに答えるだけで無料で試せるというキャンペーン。普通に応募したら、翌日くらいに「発送しました」とメールをもらった。
 ヘアムースと同じくらいの大きさのムース缶に、1メートルのフレキシブルチューブが付いて配達された。このチューブは非常に細いので、浴槽周りのパネルが外れない場合も隙間から挿入して使えます、ということらしい。
 そして殺虫剤本体はムース状なので、意外に使いやすい。ガス状だと、汚泥の中のチョウバエの幼虫に効くかどうかさだかではない。液状だと、直接吹き付けられない場所は駆除できない。ムース状だと、浴槽の隙間を泡で満たしてやるだけで汚泥のほとんどの面積に接触し、幼虫に効果を発揮するみたい。浴槽の底面とか裏側をムースの泡でたっぷり満たしてやりました。
 そして2日が経った。薬剤を散布した当日はまだまだ逆ハート型のチョウバエがぶんぶん飛んでいたのだが、翌日は1匹に、そして今日は朝からまったく見かけない。もしかすると、根絶に成功したのだろうか? 期待が高まります。
 やはり虫がいない風呂場は快適なのだった。満足です。
 ただし、このムース状殺虫剤も万能ではない。効果を高めるためには、目に見える場所、手の届く場所の汚泥はがんばって除去しとかなきゃいけない。害虫が潜める場所を減らし、やつらが生き残る確率を減らすのだ。やはり地道な作業は欠かせないのだった。


野口武彦新選組の遠景』は感動的だった
 図書館で借りた『新選組の遠景』、昨日読み終わったのだけど、どうしてどうして、終いの方ではぽろぽろ涙が出るくらい感情移入してしまいました。野口先生の筆致はクールなのに、泣いちまったぜ。
 僕はこの本のことを「巷説をくつがえす」と書いたけど、ほんとはちょっと違う。坂本龍馬もそうだけど、新選組とか幕末の人気者は人々の愛されるあまり、「こうあってほしい」というフィルターをまとった姿で僕たちの前にいる。書店やテレビで僕たちの前に現れる彼らは、僕たちが「こうあってほしい」と思ってる姿であって……
 という駄文を数十行にわたって書いたのですが、ブラウザの「確認する」ボタンを押したらテキストが失われてしまい、気持ちが折れました。いつかまたの機会に。